「元気でいたい、健やかにすごしたい」はみんなの願いです。
健康を守る、その第一歩は定期的に検査を行い、自分の健康状態を知ることです。知らないうちに忍び寄る肥満・高脂血症・糖尿病などの生活習慣病は、さまざまな病気や合併症を引き起こします。
将来病気につながる危険因子や、好ましくない生活習慣病を是正することをご一緒に考えましょう。
武蔵野赤十字病院の「人間ドック」はあなたの健康管理、<病気の早期発見、早期治療>のお手伝いをいたします。
![]() | 2002年4月1日 日本総合健診医学会 優良総合健診施設認定 | ![]() | 2011年8月27日 人間ドック健診 施設機能評価認定 |
当院は、人間ドック健診施設機能評価認定、日本総合健診医学会優良施設認定施設です。
これらは、医療関係者の研修、検査設備、検査の精度管理等の厳しい基準を満たし、質の改善活動を促進し、受診者が安心して健診を受けられることを目的としているものです。
私達は、健診の質、事後指導、接遇、センター内の健診環境等、質の高い健診を提供できるように改善を心がけています。
これからも受診者様により良い健診をご提供できるよう努力していきたいと考えております。
健診センターの基本方針
受診者様の権利
受診者様の責務
仕事が忙しくて健診が受けられない、平日に健診を受けるのが難しいという方は是非ご利用下さい。
人間ドック | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土★ |
---|---|---|---|---|---|---|
プレミアム脳ドック | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
脳ドック | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
○認知症ドック | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
○簡易認知症ドック | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土★ |
○簡易脳ドック | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土★ |
脳に関するドックの結果説明は約3週間後の月・火の午後です。 |
○簡易、簡易認知症ドック、認知症ドックは、人間ドックと同日に受診できます。
★土曜日のドックはご予約の時点で65歳以下の方が対象です。
★土曜日のドックの胃検査は全て内視鏡です。鎮静剤ご希望の方は、事前予約が必要です。
(人数に限りがありますので、予約時にお申込みください。)
電話予約 又は 直接健診センターへの来院予約
月曜日~土曜日(但し年末年始12/29~1/3及び5/1は除く) 午前9時~午後4時
電話番号0422-32-3111(代) あるいは0422-30-5638(健診センター直通)
人間ドックの結果でより高度の二次検査を必要とする場合や、専門医の診察や検査が必要な場合は、当院で予約をお取りしておりますが、当院の外来は他院からご紹介のある重症かつ、緊急性の高い方も大勢いらっしゃいます。緊急性のある場合を除いて、優先的に外来のご予約をお取りすることはできませんので、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。
又、当院は地域医療支援病院で、一人の受診者様に対して、お住まいの近くの医療機関と連携して、最善の医療をご提供することを理想としています。
人間ドック後の血糖・血圧・高脂血症・高尿酸血症など、生活習慣に関する項目については、高度な医療を必要とする場合を除いて、専門的な治療というより、まず生活習慣改善を心がけながら経過を見ていくことが必要なため、当院の外来の予約はお取りしておりません。まずはかかりつけ医・あるいはお近くの医療機関に健診結果についての情報提供をし、連携をとりながら経過を見ていくことをおすすめしております。
又、当院眼科については手術等で大変混み合っており、健診を受診された方全てのご予約をお取りする事ができない状況です。大変ご迷惑をおかけ致しますが、眼科についてもお近くの医療機関を受診して頂きますようお願い申し上げます。
お近くにかかりつけ医や心当たりの医療機関がないという方には、当院と連携している医療機関やお近くの医療機関をご紹介致しております。又、他施設へのご紹介状、レントゲン等の画像(CD-ROM 700円 税抜き)が必要な場合がございましたら、健診センターにご連絡ください。
また、人間ドックの検査以外の項目に関しても予約はお取りできませんのでご了承下さい。
健診センターは武蔵野赤十字病院の中にあります。
建物は 3番館2階です。
マーガレットの花のマークが目印です。
検査項目 | 検査内容 |
---|---|
内科診察 | 問診、診察 |
身体計測 | 身長、体重測定、BMI、体脂肪率、肥満度、腹囲、血圧 |
尿検査 | 比重、pH、蛋白、糖、潜血、沈渣 |
血液生化学検査 | 総蛋白、アルブミン、総ビリルビン、AST、ALT、LDH、ALP、γ-GTP、Ch-E、AMY、Na、K、Cl、尿素窒素、クレアチニン、尿酸、eGFR、 総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、nonHDLコレステロール、中性脂肪、空腹時血糖、HbA 1c、高感度CRP |
血清検査 | HCV抗体、HBs抗原、梅毒 |
一般血液検査 | 白血球数、赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、血小板 |
呼吸器系検査 | 胸部X線検査、肺機能検査 |
消化器系検査 | 胃透視 便潜血検査、腹部超音波検査 |
循環器系検査 | 心電図 |
眼科系検査 | 視力測定、眼圧測定、眼底検査 |
耳鼻科系検査 | 聴力検査 |
面接 | 総合判定、生活指導 |
人間ドック日帰りコース | 男女とも47,000円 |
---|
*人間ドックはコース料金になりますので、健診項目内でキャンセルされる項目があった場合でも料金に変更はございません。
項目 | 料金(税抜) |
---|---|
○上部消化管内視鏡(経口) | 3,000円 |
内視鏡検査の際の鎮静剤 | 1,000円 |
○骨密度(午後2時以降)(月~金) | 4,000円 |
○胸部ヘリカルCT(人間ドックと別日になる可能性あり) | 17,000円 |
喀痰細胞診(3日分) | 7,000円 |
HIV抗原・抗体検査 | 3,000円 |
HCV抗体 | 1,600円 |
動脈硬化検査(PWV・ABI) | 2,000円 |
BNP(心臓病検査) | 2,400円 |
便中ヘリコバクター・ピロリ検査 | 4,000円 |
PSA(前立腺腫瘍マーカー) | 3,000円 |
子宮頸部細胞診 | 4,000円 |
婦人科経膣超音波(月~金) | 6,000円 |
子宮体部細胞診+婦人科超音波(月~金) | 11,000円 |
○乳腺触診+マンモグラフィー | 5,000円 |
○乳腺触診+乳腺超音波 | 5,000円 |
○乳腺触診+マンモグラフィー+乳腺超音波 | 10,000円 |
甲状腺機能 | 4,000円 |
New アレルギー検査①アトピー成人 | 15,000円 |
New アレルギー検査②花粉症・鼻炎 | 15,000円 |
New アレルギー検査③アレルギー性喘息 | 15,000円 |
New アレルギー検査④食物アレルギー | 15,000円 |
New 抗CCP抗体(リウマチスクリーニング検査) | 3,000円 |
New アミノインデックス(がんスクリーニング検査) | 24,000円 |
New LOX-index(動脈硬化リスク検査) | 12,000円 |
New 腹部MRI・MRCP(人間ドック受診後の土日のみ) | 30,000円 |
New M2BPGi (肝線維化マーカ―) | 4,000円 |
*○の検査は検査数に限りがございますので、早めにお申込み下さい。
*曜日によっては追加できない検査もございますので、詳細は電話でお問い合わせください。
★下記の方は、受けられない検査がございますので、ご注意ください。
胸部ヘリカルCT、腹部MRI | ペースメーカー、ICD、妊娠中の方 |
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骨密度 | 妊娠中の方 1週間以内に造影剤を用いた検査を受けた方(造影CT、造影MRI、(MRCPを含む)、PET、シンチグラフィー、バリウム検査等) 整形外科的術後で、腰椎に金属プレートが入っている方、 両側大腿骨頭置換術後の方 |
婦人科細胞診 | 妊娠中の方 |
マンモグラフィー | 豊胸術後、妊娠中、ぺースメーカー、ICDの方 |
検査ご希望の方は、事前予約が必要です。健診前日(MRI以外)までにご連絡下さい。
アトピー成人、花粉症・鼻炎、アレルギー性喘息、食物アレルギーの4種類が選べます。各検査で16種類のアレルギーの原因を調べる事ができます。
①アトピー成人:
ソバ、コムギ(実)、大豆、ピーナッツ、キウイ、エビ、カニ、サバ、ダニ1、スギ、カンジダ、マラセチア、ネコ(フケ)、イヌ(フケ)、ゴキブリ、ガ
②花粉症・鼻炎:
スギ、カバノキ、イネ科花粉症における口腔アレルギーの原因となるトマトと、花粉症・鼻炎の主な原因となるアレルゲン
ネコ(フケ)、イヌ(フケ)、ハムスター上皮、ゴキブリ、ユスリカ(成虫)、ガ、カビ-マルチ、トマト
③アレルギー性喘息:
ハウスダスト、ダニ、スギ、ヒノキ、ハンノキ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、アルテルナリア、カンジダ、アスペルギルス、ネコ(フケ)、イヌ(フケ)、ゴキブリ、ユスリカ(成虫)、ガ
④食物アレルギー:アレルギー発症頻度の高い項目
牛乳、卵白、オボムコイド、ソバ、コムギ(実)、大豆、ピーナッツ、クルミ、バナナ、キウイ、牛肉、エビ、カニ、サケ、マグロ、イクラ
血液検査で行う、リウマチの検査です。
関節が痛く、リウマチが心配な方におすすめする検査です。
関節が痛い場合、すべてでリウマチが疑われるわけではありません。
リウマチ特有の関節痛があり、抗CCP抗体が陽性の場合は、リウマチについて、さらに詳しく調べる事をおすすめします。
がんのリスク スクリーニング検査
血液検査で複数のがんリスクを知ることができます。
疾病や疾患等を診断することはできません。
5mL程度の採血で、現在「がん」であるリスク(可能性)が評価できます。
検査の対象となる「がん」の種類
男性(5種類) | 胃がん、肺がん、大腸がん、膵がん、前立腺がん |
---|---|
女性(6種類) | 胃がん、肺がん、大腸がん、膵がん、乳がん、子宮・卵巣がん |
(子宮がん・卵巣がんについては、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんのいずれかのがんであるリスクを評価することはできますが、それぞれのがんのリスクについて区別することはできません)
対象年齢 | 胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん | 25~80歳 |
---|---|---|
前立腺がん | 40~90歳 | |
子宮・卵巣がん | 20~80歳 |
検査結果に影響を与える可能性がある病気について
現在下記の病気にかかっている方は、検査結果に影響を与える可能性がありますが、検査の対象外とするものではありません。検査を受診することによって、がんを発見できる機会になると同時に、下記の病気による影響で、がんではないのにリスクが高くなりうることをご理解いただいた上で、検査をお受けください。
肺がん | 慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、非結核性抗酸菌症、肺結核、肺気腫、無気肺 |
---|---|
前立腺がん | 前立腺肥大、糖尿病 |
子宮・卵巣がん | 子宮筋腫、子宮内膜症、良性卵巣腫瘍 |
複数のがん | 脳梗塞 |
検査前の注意事項
がんのリスクについて
がんのリスクとは、「確率」、「可能性」、「危険性」などと呼ばれているもので、がんであるか否かを診断するものではありません。アミノインデックスは、下記のそれぞれのがんについて、がんである確率を0.0~10.0の数値(AICS値)、ランクで報告いたします。リスクの傾向は数値、ランクが高いほど、がんである確率が高くなります。(ランクC=「がん」ではありません。)
を一緒に受けて頂くと、より精密な結果が出ます。
脳梗塞・心筋梗塞のリスク検査
注意事項
MRIを用いて、主に胆のう・胆管・膵管を見る検査です。 従来健診の腹部超音波で描出が難しい膵臓や胆嚢の観察をすることができます。
MRCPをおすすめしたい方
※症状のある方は、外来受診をして下さい。
MRCPで発見される代表的な異常
胆のう結石、総胆管結石、膵臓の嚢胞性病変、膵がん等
飲食の注意
検査を受けられない方
妊娠中の方、心臓ペースメーカー・ICD挿入している方、人工内耳、脳動脈瘤クリッピング後、インプラントをされている方、閉所恐怖症の方は検査をお受けできませんのでご了承ください。
検査日
人間ドックのオプションとしてお申込み頂けますが、検査日は、人間ドック受診後の土日のみです。
人間ドック受診の前、土日以外には検査をお受けできませんので、ご了承ください。
脂肪肝やアルコール性肝障害は、徐々に肝臓が硬くなり(線維化が進み)肝硬変に近づいていく事が知られています。線維化が進むと、肝臓の力が弱まるだけではなく、肝がんのリスクも高くなります。
肝臓は、機能が低下したり、線維化が進んで肝硬変に近づいても、症状に表れにくい臓器です。現在の肝臓の状態を知るために、飲酒をする方や脂肪肝の方におすすめします。
人間ドック空き状況(予約は3ヶ月前より受付開始)
12月 | 1月 | 2月 |
○ | ○ | ○ |
*空き状況は検査項目によって異なりますので、健診センターにお問合せ下さい。
*2019年11月28日現在
*12月28日(土)、1月4日(土)は休診
症状がない脳の病気を予防、あるいは早期に発見するために脳ドックがあります。
主な目的は、
MCI(Mild Cognitive Impairment)とは、ただの「物忘れ」とは言えない、日常生活には支障をきたさない程度に軽度認知機能が低下した、認知症の手前の状態です。
この状態が放置された場合、正常な方より認知機能低下が進みやすく、認知症へと移行するハイリスク状態と言われています。
定期的チェックを通じて微細な認知機能の変化に早期に気づき、早期に対応することが認知症予防の重要なカギとなります。
●加齢 ●脳卒中(気づかない程度の脳梗塞含む) ●糖尿病を始めとする生活習慣病 ●心疾患 ●脂質異常症
●高コレステロール ●高血圧 ●頭部外傷 ●ストレスや不安 ●うつ病 ●甲状腺機能異常 ●正常圧水頭症
●メタボリックシンドローム ●肥満 ●過度のエストロゲン/テストステロン欠乏 ●アルコール・薬物の影響
●ビタミンB12欠乏 ●喫煙歴 ●不健康な食生活 ●社会的孤立 ●心身エクササイズの欠如 等
まず上記のリスクがないか確認し、一つでもリスクを減らしていくことです。
早期に気づけば、認知障害だけではなく、心身の健康維持にもつながっていきます。
検査内容 | プレミアム 脳ドック | 脳ドック | ○認知症 ドック | ○簡易脳 ドック | ○簡易 認知症 ドック |
---|---|---|---|---|---|
MRI・MRA | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
★VSRAD | ○ | ○ | ○ | ○ | |
頸動脈エコー | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
血圧 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
身体計測 | ○ | ○ | |||
血液検査 | ○ | ○ | |||
尿検査 | ○ | ○ | |||
心電図 | ○ | ○ | |||
MMSE(認知症診断検査) | ○ | ○ | |||
★MCI(軽度認知機能障害)血液検査 (MCI発症リスクを判定) | ○ | ○ | |||
★MCI(軽度認知機能障害)問診検査 (MCIの程度を判定) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
検査日 | 水・金 | 水・金 | 水・金 | 水・金・土 | 水・金・土 |
結果説明(検査約3週間後) | 月・火 | 月・火 | 月・火 | 月・火 | 月・火 |
費用(税抜) | 105,000 円 | 80,000 円 | 78,000 円 | 43,000 円 | 53,000 円 |
おすすめする方 | 人間ドックに近い検査と脳の検査を一緒に行いたい方におすすめです。 | 人間ドックに近い検査と脳の検査を一緒に行いたい方におすすめです。 | 脳梗塞などの他、認知症が気になる方に、より詳しい認知症検査を加えた脳ドックです。 | 脳梗塞や動脈瘤などが気になる方におすすめです。人間ドックと一緒に同日受診できます。 | 脳梗塞などの他、認知症が気になる方のための簡易脳ドックです。人間ドックと一緒に同日受診できます |
★VSRAD ; MRIを用いて、脳の委縮の程度を判定する検査です。早期アルツハイマー型認知症の診断に役立ちます。
★MCI(軽度認知機能低下);軽度認知機能低下が血液検査、問診でより早期にわかる検査です。最近物忘れが気になる方におすすめします。
○簡易脳・簡易認知症ドック、認知症ドックは、人間ドックと同日に受診できます。
曜日、時期によって異なりますので、詳細な予約状況は健診センターにお問い合わせください。
ご入学やご就職の際に必要となる健康診断を行います。
検査によっては、当院でできない項目がありますので、事前に検査項目を確認させて頂きます。
視力 | |
---|---|
聴力 | 1000Hz・4000Hz |
心電図 | |
血液検査 | |
貧血検査 | 血色素・赤血球 |
肝機能検査 | AST(GOT)・ALT(GPT)・γ-GTP |
血中脂質検査 | 総コレステロール・HDL-コレステロール・LDL-コレステロール・トリグリセライド |
血糖検査 | 血糖 |
尿検査 | 蛋白・糖 |
胸部X線検査 | |
身体計測 | 身長、体重、BMI、血圧、腹囲 |
内科診察及び健康診断書作成 |
上記の診断書発行時費用概算は基本項目で 18,000円前後となります。
検査内容によって料金は異なります。
16歳以上の方から予防接種を受けることが可能です。
また血液検査による抗体検査の御相談にも応じております。
接種日は、毎週木曜日の予約制です。
ワクチン | 料金(税抜) |
---|---|
おたふくかぜワクチン | 7,000円 |
麻疹・風疹混合ワクチン | 10,000円 |
水痘ワクチン | 9,000円 |
肺炎球菌ワクチン | 10,000円 |
B型ワクチン | 7,000円 |
A型ワクチン | 8,000円 |
接種相談料 | 3,000円 |
1) 人間ドック反復受診率
反復受診:3年以内に受診
反復受診率は受診者からの信頼性の指標となります。
(当該年度から3年以内の受診歴のある方/年間総受診者数 )x100
2) がん発見数・発見率(前がん病変含む)
年度 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
発見件数 | 発見率 | 発見件数 | 発見率 | 発見件数 | 発見率 | |
肺がん | 1 | 0.04% | 1 | 0.04% | ||
胃がん(内視鏡) | 4 | 0.41% | 3 | 0.31% | 3 | 0.22% |
食道がん(内視鏡) | 1 | 0.04% | ||||
胃・十二指腸腺腫(内視鏡) | 3 | 0.31% | 1 | 0.10% | 1 | 0.07% |
大腸がん | 2 | 0.09% | 2 | 0.09% | 3 | 0.12% |
肝・胆・膵がん | 2 | 0.08% | 1 | 0.04% | 1 | 0.04% |
前立腺・腎・尿路系がん | 4 | 0.74% | 6 | 0.93% | 6 | 0.89% |
乳がん | 1 | 0.14% | 6 | 0.83% | 4 | 0.52% |
その他悪性疾患 | 3 | 0.04% | 2 | 0.08% | ||
計 | 18 | 0.77% | 20 | 0.86% | 22 | 0.96% |
*発見件率=発見者数*100/検査数
がん発見率は、健診の精度の指標となります。
(がん(前がん病変を含む)症例数/検査数)x100
3) 健診後のフォローアップ率
当院では、がん関連項目の二次検査、生活習慣病「要治療」、生活習慣病「要経過観察」の3つについてフォローアップを行っています。 健診後のフォローアップ率の維持には、二次検査や治療等についての受診勧奨の徹底と、受診者の受診に対する動機づけ、健診後のフォローアップ・二次検査受診調査が必要です。フォローアップ率は上記3点に留意して健診を行っていると評価する指標となります。
Ⅰ)がん関連項目 二次検査受診率
がん関連項目は、がんのスクリーニングに関わる項目です。がんをより早期に発見するためには、これらの項目で二次検査(精密検査)を要すると判定された場合、二次検査を受けて頂くよう勧奨し、二次検査受診率を高める必要があります。
がん関連項目二次検査受診率
(二次検査のために医療機関受診が確認できた人数/二次検査受診指示数)x100
Ⅱ)生活習慣病「要治療」の受診率
生活習慣病について治療が必要と判定されても、放置していては健診を受けた意味がありません。要治療と判定された場合は、すでに進行した生活習慣病の状態であるため、治療を開始し、健康状態の改善に努める必要があります。その経過を把握する事は、受診者の健康状態の把握と、健診後の経過を見ていく上で必要な情報です。
(生活習慣病の「治療」のために医療機関を受診した人数/要治療指示数)x100
Ⅲ)生活習慣病「要経過観察」の受診率
生活習慣病について、すぐ治療は必要がなくても、生活習慣の改善をしながら定期的に経過を見た方がいいと思う方には、要経過観察という判定をします。健診を受けてから次年度まで放置するのではなく、生活習慣の改善を心がけながら、生活習慣病を発症して様々な合併症を引き起こす前に、健康状態を良い状態に維持する事が大切です。
(生活習慣病の「経過観察」のために医療機関を受診者した人数/要経過観察指示数)x100