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外来のご案内

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整形外科 【常勤医師数13名】 医師募集中

診療科の紹介

地域中核病院整形外科として、急性期医療を中心に整形外科全般にわたる活発な診療活動を行っています。的確な手術、感染防止、早期リハビリテーション、十分なインフォームドコンセント、リスク管理(事故防止)、チーム医療、専門化の充実などに努め、良質で安全な医療の提供と入院期間の短縮を図っています。すでに確立された治療法を確実に行うことを重視し、同時に、専門化した分野(膝・股・肩・足関節外科、脊椎・脊髄外科、スポーツ整形外科、関節リウマチ)では高度で先進的な医療を提供しています。

手術は2018年は1600件でした。手術に際しては、その必要性について十分な吟味を行った上で決定しています。当科の地域における診療上の主な役割は、詳しい検査などを行って診断を確定すること、手術が必要かどうかの判断と実際に手術を行うこと、および救急医療と考えています。したがって、救急医療や急性期の入院、精査、手術以外の診療の大半は、地域の医院や診療所などの医療機関(かかりつけ医やリハビリ関連病院)にお願いしています。

認定施設
  • 日本整形外科学会専門医制度認定研修施設

スタッフ紹介

山崎 隆志

副院長・整形外科部長

山崎 隆志(やまざき たかし)

専門領域

  • 脊椎・脊髄外科
  • 戦傷・災害外科
  • 難問診

資格等

  • 日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医
  • 日本整形外科学会脊椎脊髄医
  • 日本整形外科学会専門医
  • 小児運動器疾患指導管理医師セミナー受講
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
  • インフェクションコントロールドクター
  • 東京大学医学部非常勤講師
  • 帝京科学大学非常勤講師
  • 日本脊椎脊髄神経手術手技学会理事

著書

  • 整形外科領域の痛み 脊椎(腰仙椎部) (真興交易医書出版)
  • 整形外科手術クルズス 腰椎後側方固定術 (南江堂)
  • 整形外科手術クルズス 後方経路腰椎椎体間固定術 (南江堂)
  • 整形外科クルズス 腰痛症 (南江堂)
  • 整形外科クルズス 腰椎ぶんり・すべり症( 南江堂)
  • 疾患と治療薬 脊椎の構造 (南江堂)
  • 疾患と治療薬 椎間板ヘルニア (南江堂)
  • インフォームドコンセントのための図解シリーズ腰部脊柱管狭窄症( 医薬ジャーナル社)

脊椎脊髄が専門です。当科では主に手術を行い、保存療法は近隣の先生方にお願いしております。当科の手術は教科書通り定型的に行っており、電車の運転と同様に、安全にいつも同じ時間で同じ良好な結果が得られるようにしています。
一方、“椎弓根スクリュー挿入に対するdiathermy test”、“脊柱管拡大術に対するチタンメッシュスペーサー”、“椎弓切除と同様な視野が得られ、開窓術と同程度に後方組織を温存する椎弓形成術”や“腰部脊柱管狭窄症に対する黄色靭帯浮上術”などの新しい工夫を行い安全性と成績向上に努めております。その結果、大部分の症例で合併症なく良好な手術成績が得られています。
また、病気や怪我を治すとともに安心を与える医療を心がけています。地域の先生方との連携を大切にしながら、良質な医療の提供を目指しています。


小久保 吉恭

整形外科部長

小久保 吉恭(こくぼ よしやす)

専門領域

  • 股関節外科
  • 人工関節
  • 難問診

資格等

  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定スポーツ医
  • 日本整形外科学会脊椎脊髄病認定医
  • 日本整形外科学会リウマチ認定医
  • 日本整形外科学会指導者講習会受講
  • 小児運動器疾患指導管理医師セミナー受講
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
役職・氏名専門領域資格等
副部長
原 慶宏
(はら のぶひろ)
  • 脊椎・脊髄外科
  • 脊椎低侵襲手術
  • 脊椎内視鏡手術
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会脊椎脊髄医
  • 日本整形外科学会指導者講習会受講
  • 日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医
  • 小児運動器疾患指導管理医師セミナー受講
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

【著書・論文】

  • 実践講座 疾患特有の評価法 腰痛(総合リハビリテーション)
  • 外来診療のワンポイントアドバイス 腰痛の診かたと鑑別(診断と治療)
  • 腰痛の基礎知識 腰痛の検査 (からだの科学)
  • 症候性の腰部脊柱管狭窄症患者における腰痛の実態―コントロール群との比較―.(J. Spine Res)
  • 腰部脊柱管狭窄症患者における神経障害性疼痛の頻度(多施設横断研究)(日本運動器疼痛学会誌)
  • 疾患各論:腰部脊柱管狭窄症・腰椎椎間板ヘルニアほか (南山堂医学大辞典)
脊椎脊髄外科を専門とし、特に脊椎低侵襲手術や内視鏡手術に力を入れています。腰椎椎間板ヘルニアに対しては主に内視鏡下髄核摘出術(MED)を実施しており、術後の痛みが少なく、入院期間が短期間で済むメリットがあります。また腰部脊柱管狭窄症に対しても内視鏡下椎弓切除術(MEL)を実施できるケースもあり、同様に患者さんの負担を軽くすることが可能です。脊椎圧迫骨折に対する新しい治療(バルーンカイフォプラスティ:BKP)は低侵襲で痛みを速やかに改善する効果が期待できます。脊椎の固定術が必要な脊椎すべり症などの疾患に対しても最小侵襲で実施できる手術(MISt手術)を取り入れていますのでご相談ください。もちろんこれらの低侵襲な手術の適応がない患者さんにおいても、従来通りの「安全かつ確実」な手術法を実施することで満足できる結果を得ることができます。手術は医師と患者さんとの「共同作業」であるとの信念のもと、術後もきちんとフォローアップする方針ですので、脊椎脊髄の病気にてお困りの方は、かかりつけ医からの紹介状をご持参の上、受診をお願いします。
副部長
浅井 秀明
(あさい ひであき)
  • 肩・肘関節
  • スポーツ
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会スポーツ医
  • 日本体育協会公認スポーツドクター
  • 日本整形外科学会指導者講習会受講
  • 義肢装具等適合判定医師研修会修了
  • AOTrauma Japan 評議員・上級会員
  • 2019年度日本オリンピック委員会強化スタッフ(野球)
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
医師
望月 義人
(もちづき よしひと)
  • 股関節
  • スポーツ整形
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

【著書・雑誌】

  • 臨床スポーツ医学 スポーツ選手における軟骨損傷の治療
  • 臨床スポーツ医学 臼蓋形成不全に対する股関節鏡視下手術

股関節の痛い患者様に対し、専門的な診察、CT、MRI、関節造影MRI等を用いて、丁寧な診断を心がけています。今まで原因がよくわからなかった股関節痛でお困りの方も、誠心誠意をもって診療にあたっております。股関節唇損傷や、Femoroacetabular impingement(FAI)、滑膜性骨軟骨腫症に対して、股関節鏡を用いて1cm程度の小さな傷での手術を行っています。変形性股関節症に対する人工股関節(THA)は、安心かつ安全で、合併症の少ない手術を心がけています。

医師
中里 啓佑
(なかざと けいう)
  • 膝関節外科
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本体育協会(スポーツドクター)
医師
江夏 元揚
(こうか もとあき)
 
  • 日本整形外科学会専門医
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
医師
八木 喬
(やぎ たかし)
  • 整形外科
  • 日本整形外科学会専門医
医師
村澤 茂
(むらさわ しげる)
  • 人工関節
  • 日本整形外科学会専門医
  • 小児運動器疾患指導管理医師セミナー受講
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
人工関節を専門としています。 近年人工関節はインプラント ・ 手術手技の目覚しい進歩により、 手術成績が大きく向上しています。 当院において人工股関節置換術は、 術後の生活に制限が殆ど必要ない前側方アプロ ーチを採用しており、 従来の方法に比べ術後の痛みが少なく早期に回復することが可能です。 関節の痛みで長年お困りだった方に「もっと早く手術を受ければ良かった」、 そう言われるような手術を目指しています。 総合病院の力を生かし、 必要に応じて複数の科と協力して、 合併症がある方やご高齢の方でも安全に手術を受けてもらえるよう心がけています。
医師
伊藤 悠祐
(いとう ゆうすけ)
  • 整形外科
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本救急医学会救急科専門医
医師
浅沼 雄貴
(あさぬま ゆうき)
 
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
医師
佐藤 雄亮
(さとう ゆうすけ)
  • 脊椎・脊髄外科
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会脊椎脊髄医
  • 日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医
医師
下川 雄生
(しもがわ たけお)
  • 整形外科
  • ICLSコース修了
  • 日本医師会認定健康スポーツ医
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

可能な検査・治療・器械について

検査

単純X線撮影、透視、CT(単純、造影)、MRI・MRA(単純、造影)、脊髄・椎間板・神経根造影・造影CT、関節造影、血管造影、骨密度測定(DXA)、RI(骨シンチグラフィーなど)、超音波、電気生理学的検査(筋電図、神経幹伝導試験、神経伝導速度測定など)、穿刺(関節、骨髄、脊椎、椎間板、腫瘤、膿瘍、CTガイド下など、治療も兼ねる)、関節鏡、病理組織学的検査(切開生検、針・吸引生検、関節鏡視下生検など)、各種血液・尿検査(骨代謝・骨粗鬆症関連・骨代謝マーカー、関節リウマチ関連・血清免疫学的検査、各種腫瘍マーカーなどを含む)、コンパートメント圧測定、ドプラー(動脈拍動検知)など
 

治療

運動器(骨、関節、筋・腱、靭帯、神経、血管、脊椎・脊髄など)疾患・外傷全般にわたる手術療法と代表的手術療法:骨折に対する手術療法(AO法などによる観血整復内固定術、骨折部を開けない閉鎖性髄内釘の多用や特殊プレート・スクリュー・ピン・ワイヤーなどを用いた小侵襲手術、人工骨頭、創外固定、など)、脊椎・脊髄手術(椎弓拡大・形成、前方・後方椎体間固定、後側方固定、インストゥルメンテーション、顕微鏡下髄核摘出、内視鏡下髄核摘出、顕微鏡下脊髄腫瘍切除術、顕微鏡下片側侵入両側浮上術、変形矯正など)、関節鏡視下(最小侵襲)膝関節手術(前十字靭帯再建術、半月板縫合・切除、滑膜切除、関節鼠摘出術など)、関節鏡視下(最小侵襲)肩関節手術(反復性肩関節脱臼、肩腱板損傷など)、反復性膝蓋骨に対する関節形成・制動術、人工股・膝関節形成術、骨移植術、腱縫合・形成術、神経剥離・縫合・移植術、腱鞘切開術、手根管開放術
 

器械

MRI、CT(3次元CT、MPRを含む)、DXA、RI、超音波装置、X線撮影装置、透視装置、電気生理学的検査機器、ドプラー、関節鏡、各種関節鏡視下手術用器械(ベーパー、シェーバーなど)、レーザー、手術用顕微鏡、ナヴィゲーション、脊髄電位モニター、CPM(持続的他動関節運動)マシーンなど

診療実績

 H23H24H25H26H27H28H29H30
全手術件数11361154115812741324162317971600
骨折ORIF(大腿骨頚部骨折含む)260276320306421540542450
大腿骨頚部骨折10783889688159177124
脊椎316303373444437518531473
膝軟部外傷(靭帯、半月板など)473852729012213194
人工股関節全置換術2929426975100147114
人工膝関節全置換術59713968102108142152
末梢神経疾患2122232623242932
肩関節鏡手術(反復性脱臼、腱板など)73608511352657393

臨床指標

当科の脊椎手術の安全性と質の指標

 

術後1年以内の手術に関連した死亡数と1年以内の予期せぬ再手術を安全性の指標として取り上げました。整形外科以外の手術においては術後1月以内の死亡が安全性の指標とされているのでそれも追記しました。
脊椎手術は生活の質を向上させるために行っており、通常は死亡を予期しておりません。したがって、早期の死亡例は脊椎手術安全性の指標になりうると考え、その原因とともに記載します。当院を再受診せず死亡された症例は含まれておりません。調査が難しいためです。
手術は一度行えば、長期にわたり良好な状態が維持されることが理想です。患者にとって、再手術は避けたいものです。疾患により、早期に複数回手術が必要な病態もあり、それは一連の治療ということになります。しかし、予定外の早期の手術は減らさねばなりません。したがって予定外の早期の再手術率は当科の脊椎手術の安全性や質の指標となると考えられます。
調査方法:一年以内の死亡、一年以内の再手術症例は病歴室の記録から病歴室担当者が抽出しました。一年以内の再手術症例は当科独自のデータベースと比較し欠落があった場合には追加しています。当科医師が各症例のカルテを調査しその原因を抜き出しました。
1:早期死亡
2011201220132014201520162017
全脊椎手術316303373444452518531
1年以内の死亡2363423
上記のうち1月以内の死亡0001002
死亡理由 
転移の手術で元の癌の悪化0140112
感染の手術後、抗菌薬のアレルギー0001000
感染の手術で元の感染症が悪化0010000
術後感染0000010
他臓器疾患のため2212301

解説:1年以内の死亡症例は、癌の転移があり手術により疼痛や麻痺の進行を防止したほう有利と判断し手術を行ったが元の癌による死亡例、と他臓器疾患によるものが多数を占めています
他臓器疾患での死亡は手術とは関連ない消化器、心臓疾患、脳梗塞などで死亡した症例でした。2017年には術後11日目にリハビリ中に発症した急性心筋梗塞で死亡した症例がありました。
1月以内の死亡例は元疾患診断目的で生検を行ったが元疾患が進行した症例、上記の心筋梗塞症例で、他臓器疾患のために含まれています。2017年脊椎転移の麻痺に対しての手術症例が術後28日で死亡しています。
手術に関連し予定外の死亡は2014年の抗菌薬アレルギーにより間質性肺炎を発症した1例、2016年の術後深部感染による1例、2017年の心筋梗塞1例と考えられました。心筋梗塞例は発症後すぐにPCIを行いましたが、梗塞範囲が広く救命できませんでした。

2:早期再手術
 年2011201220132014201520162017
全脊椎手術316303373444452518531
●1年以内再手術件数29233045435746
A:深部SSI267591210
B:スクリュー位置不良などインプラント問題2115544
C:同部位、隣接の再発、拡大術後脊髄ヘルニア含む657691711
D:術後血腫4106211
E:浅層SSI2001434
F:SSIでない創の再縫合、髄液漏閉鎖含む2301335
G:神経麻痺の原因追及の再手術0100000
H:レベル間違い0001000
I:他部位の手術447118105
J:外傷、予定前後や抜釘6033025
K:腫瘍再発0112000
L:感染性疾患での再手術1143353
M:SSIではない化膿性椎間板炎0001000
1年以内の予定外再手術(A~H)18171525324735
1年以内の予定外再手術発生率(%)5.75.645.67.19.16.5

解説:再手術の原因は、上記のごとく様々です。深部SSI(SSI=手術部位感染),スクリューなどの位置不良、同部位や近隣での再発、術後血腫、浅層SSI、創の再縫合、神経麻痺原因追及、などは予定外の再手術です。
一方、それ以下の項目の手術は想定される再手術と考えられます。別部位の手術は首の手術後の腰の手術などのことで、2か所病気がある方は2度の手術になります。外傷などでは入れた金属を抜く手術を行うことがあります。また、病気によっては当初から2回以上の手術を予定していることもあります。悪性腫瘍では適切な手術にもかかわらず早期に再発することがあります。感染性疾患は一度の手術で治癒できないことが比較的よくあります。したがって、これらの項目の再手術は安全性の指標とはせず、予定外の再手術と区別しました。
2015年、2016年での深部SSIや同部位、隣接での再発の増大は骨粗鬆症性椎体骨折に対する手術(固定範囲が長く、早期に隣接椎体の骨折が多い)が増加したからと考えております。2017年には手洗いの励行、固定範囲の検討などにより深部SSI,同部位や隣接部位では再発が減少傾向となりましたので、この努力を継続いたします。

3:腰部脊柱管狭窄症手術のフォロウアップ率
 年201120122013201420152016
フォロウアップ率75.377.776.379.481.359.5
手術件数130148173199193237

腰部脊柱管狭窄症などの変性疾患に対する脊椎手術は術後に改善してもすぐに悪化するようでは良い手術とは言えません。手術結果の評価には一般的には最低でも2年の経過観察が必要とされています。手術をした患者に対して、手術そのものだけでなく、術後も適切に経過を診ることが良い医療であると当科は考えております。
腰部脊柱管狭窄症(当科手術データベースから狭窄、すべり、側弯や後弯を含む腰椎症例を選択)に対する手術は当科の脊椎手術のうち最多ですので、その2年以上のフォロウアップ率を調査し臨床指標としました。
フォロウアップ率は手術を受けた患者が手術後2年以上5年までの間に当科を再診している場合にカウントすると定義しました。これは医療情報管理室のデータベースから抽出しました。
2016年には低下していますが、1年半以上のフォロウアップ率83.5%で遜色がなく、2018年末までしか調査をしていないためと推定しています。次年度にははっきりすると思われます。

人工関節手術の臨床指標

① 術後合併症の発生率

1)術後肺塞栓症
 2014年2015年2016年2017年2018年
人工股関節1.0%(1/100)
人工膝関節3.0%(2/67)1.0%(1/102)0.9%(1/108)

2)手術部位感染(SSI)
 2014年2015年2016年2017年2018年
人工股関節
504例
表層感染1.0%
(1/100)
深部感染ー  ー 0.7%
(1/147)
人工膝関節
584例
表層感染1.0%
(1/102)
1.9%
(2/108)
深部感染ー 

3)人工股関節 術後脱臼
2014年2015年2016年2017年2018年
2.9%(2/68)1.3%(1/75)3.0%(3/100)0.7%(1/147)1.6%(2/114)

解説: 手術を受ける際にご説明したとおり,実際に起きる可能性としては低いのですが人工関節手術では上記合併症に注意する必要があります。当科での発生率を記載しました。

② 入院期間と自宅への退院について

人工股関節2014年
68例
2015年
75例
2016年
100例
2017年
147例
2018年
114例
75歳未満入院期間23.5±17.5日19.1±8.7日22.0±16.0日17.5±7.0日16.9±7.7日
自宅退院83.3%
(35/42) 
 93.5%
(43/46)
 88.1%
(52/59)
90.7%
(68/75)
93.2%
(69/74)
75歳以上入院期間21.2±7.2日23.1±14.5日27.3±15.9日21.7±14.5日21.0±20.3日
自宅退院73.1%
(19/26)
75.9%
(22/29)
68.3%
(28/41) 
72.2%
(52/72) 
75.0%
(30/40)

人工膝関節2014年
67例
2015年
102例
2016年
108例
2017年
142例
2018年
152例
75歳未満入院期間21.3±6.8日19.4±9.9日21.7±12.2日18.1±5.9日19.7±9.9日
自宅退院80.0%
(24/30) 
 94.3%
(33/35)
 96.2%
(50/52)
 93.3%
(56/60)
96.3%
(52/54)
75歳以上入院期間20.5±5.6日20.1±7.5日19.0±8.0日20.4±4.8日21.7±7.6日
自宅退院70.3%
(26/37)
 68.7%
(46/67)
73.2%
(41/56) 
73.2%
(60/82) 
79.6%
(78/98)

解説: 人工関節手術は関節の痛みを楽にする効果に優れています。痛みがなくなることで歩行や日常生活の改善が期待できます.しかしながら,高齢者や術前にあまり歩くことのできなかった方では術後の回復に時間がかかることが分かっています1)。当科では近隣の医療施設と連携して術後のリハビリテーションに時間を要すると考えられる方には転院を調整しています。

③ 輸血について




解説: 人工関節手術は骨を削る手術なので手術中だけでなく,術後にも出血が続きます.したがって手術を計画する際には輸血の可能性も考えて準備しています.他人からの輸血を避けるための手段としては自己血輸血という方法もありますが,年齢やその方の状態によっては自己血を準備できないこともあります.当科では器械の選択や手術手技を向上させることで術中出血が少なくなってきています(図1).今後もこれらの取り組みを続けることで他人の血液を輸血しないで済むように努めてまいります。
 

19-014_03.png

図1

文献
小久保吉恭ほか:人工股関節クリニカルパスのアウトカム評価,整形外科62:1197-1199,2011

骨折の再手術率
20112012201320142015201620172018
A:骨折手術276320306421421540542450
B:二期的な手術14448896
C:感染性疾患の再手術10200000
D:他部位の手術34313789
E:再縫合(浅層感染 含む)31200000
F:手術部位感染(深部)10320001
G:内固定具の位置不良・再骨折241761074
予定外の再手術(E~G)656961075
予定外の手術発生率(%)2.21.622.11.41.91.31.1

解説:骨折手術で31日以内の再手術症例を病歴室担当者が抽出しました。当科医師が各症例の診療録を調査し原因を抜き出しました。
骨折の治療では最初から二期的な手術を予定する場合や、開放骨折などの感染性疾患では複数回手術を行う場合があるのでこれらは予定された複数回手術に分類しました。
骨折治療においては粉砕骨折や高齢者の骨折などでは再骨折の可能性もありますが、一度の手術で良好な成績を得るのが理想であると考え、予定外再手術に分類しました。

外来担当医表

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お問い合わせ
電話 0422-32-3111(代表)
休診日
土曜、日曜、祝祭日
5月1日(赤十字創立記念日)
12月29日〜1月3日