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外来のご案内

初診の方は、おかかりの医療機関の紹介状と受診日の事前予約が必要となります。
(産科(12週まで)を除きます)
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腫瘍内科 【常勤医師数3名】

診療科の紹介

● 腫瘍内科とは

腫瘍内科とは、がん患者さんを専門的に診療する部門です。ある特定のがんに限らず、これまでの豊富ながん治療の経験から、幅広い種類のがんを対象としているのが特徴です。日本では2002年頃から作られるようになった比較的新しい診療科で、現時点では腫瘍内科を標榜している病院は少数にとどまっているのが現状です。
当院は、都内でも数少ない腫瘍内科を擁する病院で、「がん診療拠点病院」にも指定され、多摩地域のがん医療を支える中心的な役割を担っています。

● 腫瘍内科の特徴

腫瘍内科では、腫瘍内科医が主に抗がん剤を用いて、患者さんの治療(薬物療法)にあたります。病状によっては手術や放射線治療が必要になることもありますので、合同の診療会議(カンファランスやキャンサーボード)で検討を行った上で、外科医や放射線治療医に依頼して、治療全体が順調にいくように計画を立てています。このように、腫瘍内科医は「がん治療におけるコーディネーター」の役割も担っています。

● 腫瘍内科で診療を行っている主な疾患

当科で診療を行っている主ながんは、血液がんのひとつである悪性リンパ腫をはじめ、固形がんでは、大腸がん、胃がん、乳がんなどです。その他にも、胚細胞腫瘍、原発不明がん、原発性腹膜がん、消化管間質腫瘍(GIST)など様々ながんに対する治療を行っています。

● 腫瘍内科の方針

がんの診断を受けた患者さんであれば受診することができます。腫瘍内科医から抗がん剤治療を受けたい、などのご希望があれば、おかかりの医師からの診療情報提供書をご持参のうえ、遠慮なく受診して下さい。患者さん、ご家族と相談し、より良い治療法を一緒になって考えていきます。
なお、現在受けられている治療に関して腫瘍内科医の意見をお聞きになりたい場合には、セカンドオピニオンをご利用下さい。
また、当科で診療経験の少ないがんの場合は、他の診療科や、がん専門病院へ診療のご紹介をいたします。
時に、抗がん剤治療を行うことは難しく、緩和ケアが適切であると判断することもあります。その場合は、紹介元の医療機関で引き続き診療して頂くことがあります。状況に応じて、当院の医療連携室を通じて、ホスピスや在宅緩和医療を行って頂ける医療機関へご紹介いたします。

当科で治療を行う場合は、原則としてご本人に病名を告知し、病状を理解して頂くための十分な説明を行い、標準治療を中心に、最新の研究データに基づいた治療を提供致します。
当科で行う抗がん剤治療は、外来に通院しながら行うことがほとんどです。点滴の抗がん剤治療は「外来化学療法室」で受けることができます。外来化学療法室に配属された看護師、薬剤師と連携し、チームで患者さんの治療とケアにあたり、安心して治療を受けて頂けるように努めています。

当院の腫瘍内科に関心を持つ医師の方々へ

腫瘍内科に関心や興味を持たれた医師に対して、見学を受け付けております。特に将来、腫瘍内科医を志している若手医師の方は、遠慮なく見学にお越しください。当院は日本臨床腫瘍学会認定研修施設に指定されており、当科の医師は皆がん専門病院で5年以上の研鑽を積んでいます。また市中病院のメリットとして、他科との連携は円滑で、外科、乳腺外科とは定期的にカンファレンスを開いております。

認定施設
  • 日本血液学会認定指導施設
  • 日本内科学会認定教育病院
  • 日本臨床腫瘍学会認定研修施設
  • 日本成人白血病研究グループ(JALSG)参加施設

スタッフ紹介

中根 実

腫瘍内科部長

中根 実(なかね みのる)

専門領域

  • 血液腫瘍内科学

資格等

  • 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
  • 日本血液学会血液専門医
  • 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医
  • 日本臨床腫瘍学会指導医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医(暫定教育医)
  • 緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会修了
  • がんの薬物療法研修会修了

白血病や悪性リンパ腫などの血液がんだけではなく,乳がんや消化器がんを含むあらゆる固形がんに対して,医学的根拠に基づく薬物療法を行うと共に,がん薬物療法全般のセカンドオピニオンも受け付けております.がんは治りにくい病気のひとつとされていますが,近年の著しい薬物療法の進歩を皆様に適切に提供すべく努力しております.薬物療法の適応がある場合には,都心の大病院や専門病院まで通院されなくとも,地元多摩地区の当院で必要かつ十分な標準的治療が受けられますので,初発または再発されたなどの場合には,「早い時期」から当院を受診されることをお勧めしております. 外来化学療法室では安心して治療が続けられるように,専任看護師を中心に説明やケアを行っています.また,ご自宅での生活の質が高まるように,ご紹介元の先生並びにがんの在宅医療を専門とする先生や訪問看護ステーションと緊密に連携して,がんの在宅ケアを推進しています.

役職・氏名専門領域資格等
医師
山口 雄
(やまぐち たけし)
  • 腫瘍内科(がん薬物療法)
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
医師
舛本 真理子
(ますもと まりこ)
  • 腫瘍内科(がん薬物療法)
  • 緩和ケア
  • 日本臨床腫瘍学会(がん薬物療法専門医)
  • 日本内科学会認定内科医
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

可能な検査・治療・器械について

検査

固形がん、悪性リンパ腫に対する採血、画像検査、骨髄検査など。

治療

固形がん、および悪性リンパ腫に対する標準的薬物療法と臨床試験
自家末梢血幹細胞移植併用の大量化学療法
チーム医療、緩和医療の実践

設備

外来化学療法室 19床(共有設備)
病棟クリーンルーム(Bio-Clean Unit: BCU)10床 (血液内科との共用)

受診するにあたってのお願い

進行再発がんの診療,特に薬物療法におきましては,診断を受けた時からの一貫した診療が何より大切と考えております。

  1. 平成25年10月1日より完全予約制となりました。病状が重い場合,進行が速い場合などは予めご連絡をお願い致します.
  2. 初診時には紹介状(診療情報提供書) をご持参下さい。検査データ(血液検査や画像)、治療に関する情報,服薬手帳も合わせてご持参いただければ大変参考になります.
  3. 体の状態や治療経過から,化学療法の適応がないと判断せざるをえなこともあります.その場合は医療連携室を介してホスピスを紹介したり,在宅緩和医療を提供下さる先生をご紹介申し上げます.
  4. 入院ベッドが満床で緊急入院が困難な場合には,連携病院に紹介させていただくことがあります.
  5. 悪性リンパ腫および固形がん全般の薬物療法に関するセカンド・オピニオンのお申し込みは「患者サービス課」までお願い致します。

診療実績

2014年4月1日から2015年3月31日までの新規患者数
がんの種類患者数(人)
悪性リンパ腫73
大腸がん58
胃がん25
乳がん19
泌尿器がん9
原発不明がん6
骨軟部肉腫6
食道がん6
肝胆膵がん4
婦人科がん3
GIST
(消化管間質腫瘍)
2
胚細胞腫瘍2
頭頸部がん2
その他固形がん12
その他血液がん2
良性疾患29
総計256

新規患者の疾患割合
悪性リンパ腫、大腸がん、胃がん、乳がんなどを中心に、さまざまな種類のがんを診療しました。

年度別 化学療法実施件数
当科における化学療法の実施件数は増加傾向にあります。
当科で行う抗がん剤治療は、外来通院治療が主体です(シスプラチンなどの大量補液を必要とするレジメンなどは除く)。

外来担当医表

外来担当医表はこちらです。

お問い合わせ
電話 0422-32-3111(代表)
休診日
土曜、日曜、祝祭日
5月1日(赤十字創立記念日)
12月29日〜1月3日