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外来のご案内

初診の方は、おかかりの医療機関の紹介状と受診日の事前予約が必要となります。
(産科(12週まで)を除きます)
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内分泌代謝科 【常勤医師数4名】

診療科の紹介

内分泌代謝科というとなじみが少ないと思いますが、糖尿病、高血圧症、脂質異常症など日常的に見かける生活習慣病と、視床下部・下垂体、副腎、甲状腺、副甲状腺などのホルモンの異常を呈する内分泌疾患を対象にする科です。

糖尿病、高血圧症、脂質異常症に共通することですが、自覚症状がない点が厄介です。どうしても治療が遅れ、合併症が進行してしまってから受診するため、治療効果が少なくなります。このような疾患の可能性がある場合はすぐに医療機関を受診しましょう。
当院には、日本糖尿病学会認定糖尿病専門医・糖尿病看護認定看護師・糖尿病療養指導士の有資格者を中心とした医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士・医療事務員からなる糖尿病療養支援チームがあり、患者さんが適切な食事・運動・薬物療法を行えるよう様々な職種のスタッフが様々な角度から患者さんとそのご家族の支援を行っています。

内分泌疾患では、ホルモンの異常により全身の変調をきたし、様々な合併症を引き起こします。特殊な病気に思われがちですが、医療技術の発展により、他の病気の診療中に検査値や画像診断により偶然発見される機会も増えてきました。中には難病といわれる診断・治療の難しい病気もありますが、適切な診断と治療により見違えるように元気になることが多いのも特徴です。
当院では、日本内分泌学会認定の内分泌代謝科専門医による専門的で質の高い検査・治療を行っています。

また、生活習慣病と思われた病気の中にもホルモン異常が原因のものが隠れていることがあります。近年注目されている原発性アルドステロン症は、高血圧症の患者さんの中の5-10%程度にその可能性があると考えられておりますが、脳血管、心機能、腎機能に対する悪影響が大きいため、重大な疾患です。当科ではACTH負荷副腎静脈サンプリングを中心とする、原発性アルドステロン症の先進的な診断・治療を行っております。特に若い方や薬が効きにくい方の高血圧症ではこの疾患を疑う必要がありますので、可能性があると考えられる場合は速やかに受診する必要があります。

健康診断や近くの医療機関において異常を指摘された方は、紹介状をお持ちになって、当科を受診して下さい。地域の医療機関の先生方との病診連携も積極的に進めたいと考えていますので気軽に御紹介いただければと存じます。

糖尿病教室のお知らせ
内分泌代謝科の扱う主な病気は以下のとおりです。
  1. 糖尿病(1型糖尿病、2型糖尿病、その他の糖尿病、妊婦糖尿病)
  2. 高血圧症(本態性高血圧症、二次性高血圧症)
  3. 高脂血症
  4. 甲状腺の病気
    • バセドウ病
    • 甲状腺機能低下症
    • 橋本病(慢性甲状腺炎)
    • 亜急性甲状腺炎、無痛性甲状腺炎
    • 甲状腺腫瘍(甲状腺癌、甲状腺腫、腺腫様甲状腺腫)
    • 甲状腺嚢胞
    • プランマー病
  5. 副甲状腺の病気
    • 副甲状腺機能亢進症(高カルシウム血症)
    • 副甲状腺機能低下症(低カルシウム血症)
  6. 脳下垂体の病気
    • 下垂体腫瘍
    • 下垂体機能低下症
    • 下垂体機能亢進症(クッシング病、プロラクチン産生腫瘍、末端肥大症 等々)
    • 尿崩症
    • ADH不適切分泌症候群
  7. 副腎の病気
    • クッシング症候群
    • 原発性アルドステロン症
    • 褐色細胞腫
    • 副腎腫瘍(非機能性)
    • 副腎機能低下症(アジソン病)
  8. ホルモン産性膵臓腫瘍
    • インスリノーマ(インスリン産性腫瘍、低血糖発作)
    • ガストリン産性腫瘍
    • グルカゴン産性腫瘍
認定施設
  • 日本内科学会教育病院
  • 日本糖尿病学会認定教育施設
  • 日本内分泌学会認定教育施設
  • 日本高血圧学会認定研修施設

スタッフ紹介

杉山 徹

内分泌代謝科部長

杉山 徹(すぎやま とおる)

専門領域

  • 内分泌代謝
  • 糖尿病
  • 高血圧

資格等

  • 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
  • 日本内分泌学会内分泌代謝科専門医・指導医・評議員
  • 日本糖尿病学会専門医・研修指導医・学術評議員
  • 日本高血圧学会専門医・指導医・評議員
  • 日本心血管内分泌代謝学会評議員
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
  • 東京医科歯科大学医学部臨床教授・非常勤講師

内分泌代謝科では視床下部・下垂体疾患や副腎疾患などの特徴的な臨床症状を呈する内分泌疾患と糖尿病や肥満症を中心とする生活習慣病の診療を担当致します。内分泌疾患は専門施設でないと診断が困難な場合もある一方、適切な診断と治療により見違えるように回復することが多いのが特徴のひとつです。糖尿病を中心とする生活習慣病では、近年新しい治療薬が続々と登場し、患者さんの病態に合わせたテーラーメイド治療が可能となっています。
患者さんの健康と生活の質を両方高められるような治療を行うことがモットーです。

役職・氏名専門領域資格等
副部長
早川 惠理
(はやかわ えり)
  • 内分泌代謝
  • 糖尿病
  • 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
  • 日本内分泌学会内分泌代謝科専門医・指導医
  • 日本糖尿病学会専門医
  • 日本高血圧学会
  • 日本動脈硬化学会
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
医師
内田 諭
(うちだ さとる)
  • 糖尿病
  • 内分泌代謝
  • 日本内科学会認定内科医
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
医師
太田 充胤
(おおた みつたね)
  • 糖尿病
  • 内分泌代謝
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了

可能な検査・治療・器械について

検査
  • 画像検査
    • 超音波検査(甲状腺、頚動脈、腹部)
    • (造影)CT(頭部、腹部)
    • MRI・MRA(頭部、腹部、血管系)
  • ACTH負荷副腎静脈サンプリングを含む各種サンプリング検査
  • 内分泌負荷試験
  • 甲状腺細胞診
  • 糖尿病の診断・精査のための負荷試験、糖尿病合併症の評価に必要な検査
  • CGM(持続血糖測定)
治療

糖尿病に対する生活指導(食事指導、運動指導、フットケア、マウスケア、その他の日常生活指導)
糖尿病教室(月1回:聴講希望される場合は当院社会課までお問い合わせください)
糖尿病教育入院1週間スケジュール
糖尿病週末3日間スケジュール
経口糖尿病薬、インスリン治療(インスリンポンプ療法(CSII,SAP)も可能)、GLP-1受容体作動薬
バセドウ病に対するアイソトープ治療
下垂体疾患に対する薬物療法、放射線治療。手術治療が必要な場合は脳外科と協力して治療を行います。
副腎疾患に対する薬物治療。手術が必要な場合は、(腹腔鏡的)副腎摘出術の適応を考慮し、外科と協力して良好な治療成績を上げています。
その他、内分泌疾患に対する薬物療法

器械

エコー、CT、MRI(MRA)、血管撮影装置、持続血糖測定器、インスリンポンプなど

診療実績

入院症例実績「平成28年度」
当科入院患者数糖尿病
(含 糖尿病教育入院16人)
(含 DKA・HHS等の緊急症26人)
1型25人
2型223人
その他の糖尿病8人
低血糖7人
間脳・下垂体疾患24人
副腎疾患99人
甲状腺・副甲状腺疾患4人
インスリノーマ2人
その他7人
合計399人
入院併診件数 523人

 

外来担当医表

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お問い合わせ
電話 0422-32-3111(代表)
休診日
土曜、日曜、祝祭日
5月1日(赤十字創立記念日)
12月29日〜1月3日