武蔵野赤十字病院 > 入院のご案内
入院医療費はご退院時に計算いたします。なお、入院医療費の概算をご退院日の前日にお
知らせいたします。また、月をまたがってご入院されている方は月末に計算し、請求書を
翌月の10日過ぎに病棟看護師長からお渡しいたします。
特別療養環境室にご入院された場合は、差額ベッド(自費負担分)の料金を加算させていただきます。なお、ご入院日数は午前0時を境に1日として計算しております。
(例えば、1泊2日の場合は2日分の費用となります)
ご退院日の「退室時間」は、原則として「午前10時」とさせていただいております。お待ちの方がすみやかにご入院できますようご協力をお願いいたします。
ご退院日に病棟のスタッフから「退院連絡票」をお渡しいたしますので、入退院受付にご持参の上入院医療費をお支払いください。但し、急遽ご退院が決定した場合等やむを得ない理由により後日会計をお願いする事があります。
ご請求はご退院日に間に合うよういたしておりますが、追加の検査や処置等がある場合、ご退院後に追加請求をさせていただく事がありますのでご了承ください。
領収証は所得税の医療費控除を申告する際等に必要となりますので、大切に保管してください。(領収証の再発行はできません)
お支払いは、現金及びクレジット(VISA・Master・JCB・AMEX・DC)、デビットカードのお取り扱いとなります。原則として一括払いとなりますが、お支払い方法についてご相談がありましたら入退院受付までお知らせください。
受付時間帯 | 受付場所 |
---|---|
①(平日) 午前8時30分~午後5時 | 1階 入退院受付 自動精算機 |
②(土日祝日)午前9時~午後4時 | 1階 入退院受付 |
③ 上記以外の時間 | 1階 救急センター受付 |
なお、救急センターはご来院の方で大変混み合いますので、なるべく平日時間内にお支払いくださいますようご協力をお願いいたします。
入院における食事療養は、1日につき3食を限度として、1食ごとに健康保険適用負担額として下記の標準負担額をお支払いいただきます。
「入院時食事療養」についての概要は、下記のとおりです。
入院時食事療養費 | 一般の標準負担額 | |
---|---|---|
入院時食事療養(Ⅰ)(1食につき) | 640円 | |
特別食加算(1食につき) | 76円 | 460円 |
食堂加算(1日につき) | 50円 | (1食につき) |
なお「標準負担額減額認定証」が交付された方の標準負担額は、別に定められています。
当院にご入院された患者さんの入院医療費は、平成18年6月1日より傷病名や手術、処置等の内容に応じて分類された「診断群分類」に基づく、それぞれの分類毎に定められた1日あたりの定額医療費を基本として計算する「包括評価方式」の計算方法にて行われています。
この計算方式が適用されるのは、入院基本料や検査、投薬、注射、画像診断等の治療項目です。手術や一部の処置等については、従来通り「出来高払い方式」により計算されます。
外来の患者さんや診断群分類に該当しない入院患者さんの医療費の計算方法は、これまで通りの診療行為毎に料金が計算される従来の「出来高払い方式」で行われます。
患者さんが高額療養費申請手続きを事前にしていただくことにより、窓口での医療費支払金額が軽減され、1ヶ月あたりの医療費支払金額が「自己負担金限度額」までとなります。
この制度を利用するには、事前に加入されている健康保険者で「限度額適用認定証」の交付を受けていただき、病院の窓口に提示いただく必要があります。
「自己負担金限度額」についての概要は、下記のとおりです。
対象者 | 自己負担限度額(月額) |
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区分ア (標準報酬月額83万円以上) | 252,600円+(総医療費-842,000円)×1% |
区分イ (標準報酬月額53~79万円) | 167,400円+(総医療費-558,000円)×1% |
区分ウ (標準報酬月額28~50万円) | 80,100円+(総医療費-267,000円)×1% |
区分エ (標準報酬月額26万円以下) | 57,600円 |
区分オ (非課税世帯) | 35,400円 |
但し、食事療養費及び室料差額等は、この高額療養費の対象となりません。
また、70歳以上75歳未満の方及び75歳以上の方の自己負担金限度額の基準は別に定められています。
なお、高額療養費「自己負担金限度額適用認定証」の手続きに関する詳細は、加入されている健康保険の窓口にお問い合わせください。